看護師は、他の職種と比べて少し不規則な勤務時間で働きます。
普通の会社員なら、朝8時から9時頃に出社して17時から18時頃に退社するのが一般的です。しかし、看護師は基本的に毎月シフトを組みます。そして日勤と夜勤の両方を入れます。
また、夜勤には2交代制と3交代制などの種類があります。
3交代制というのは日勤、準夜勤、深夜勤の3つの時間帯で交代して働くというものです。一般的には、日勤は8時から16時45分、準夜勤は16時から24時45分、深夜勤は24時から8時45分です。それぞれ間に45分の休憩が入り、8時間交代で作業を行います。
2交代制というのは、日勤と夜勤の2つの時間帯で交代して働くというものです。日勤は8時から20時30分、夜勤は20時から8時30分で12時間ずつで交代します。

これに加え、72時間ルールというものもあります。看護師の総夜勤時間を看護師の人数で割り、72時間以内にしなければならないというルールです。
これは、看護師の夜勤時間を減らして負担を軽くするために設けられたものです。
このルールは、2016年に一部変更されました。夜勤が8時間未満の人はカウントされなくなったのです。
これによって夜勤時間が全体的には微増しましたが、看護師の勤務時間にそれほど大きな変化はありません。
看護師として働くなら毎月シフトを組むので、毎月規則正しい時間帯で働けるということはないので、自己管理が必要です。